東日本大震災で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今年のお彼岸は特別な日になりました。
8月に4ヶ月の闘病生活を終え、旅立った母親の供養にMちゃん家族、妹、父、私達でお寺の法要に出かけました。
M1は8歳なのでおおば~ば~の思い出を沢山語り、綺麗なお花を持参して納骨堂の母の遺骨に向かい
「寒くない?」「どこから見ているの?」とあたりをキョロキョロ
M2.3も「え~おおバーバーどこ?」とキョロキョロ
住職がお経を唱えると真剣に手を合わせ合掌・・・
小さな時から先祖を敬う日を経験するのはとてもよい事だと私は思います。
それにしても・・・むじゃきで「グランマはいなくならないでね!」と手をギュっと握る
小さくて暖かいぬくもりに胸がキュンとした私です。
妹と「本当にお母さんいないんだよね・・・」と話して二人で泣きました。
あんな時も・・・こんな時も・・・・
今回のような巨大地震があったりしたら、いの一番に電話がきたのに・・・「こない・・」
元気な声で「もしも~~~し大丈夫かい~」って
4ヶ月頑張ってお別れの時間を作ってくれた気丈な母に改めて「ありがとう・・お母さん」と
納骨堂の中で冷たく冷えた骨箱に手を添えて母親のぬくもりを探してしまいました。
Mちゃんがいるような歳になっている姉妹ですが、いつまでも泣き虫で困ったものです
天国から母の声が聞こえてくるようです・・・
「ほんとうに泣きべそだね!」って
「もうすこしだから・・・」「ごめんね」・・・そう言ってた
旅たつ事を覚悟しながらの闘病生活・・・支えることがきちんと出来たのか?など疑問符が飛び交う頭の中で真実は「もういいよ・・・ありがとう」と言った母の言葉の潔さが私の宝物になりました。
言葉では言い尽くせない想いを胸に秘めて今日からは「さぁ~前を向いて元気に歩いて行こう」
そう決心した特別な春彼岸になりました。